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生焼け論

襲い来るマルスの群れ

『 月曜日のたわわ 』はおっぱいの擬人化?嫌悪を抱く人が居る理由

 
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『月曜日のたわわ』と 擬人化コンテンツについて書きます。

月曜日のたわわ』は、
比村奇石』さんというイラストレーターが描いている
イラスト、ショート漫画、それをまとめた同人誌、そしてアニメ化へと至ったコンテンツです。

個人的にはイラストも綺麗でかわいらしいくて良いな~と思います。


表現も構図も上手いな~…ハァ。それに比べて俺はダメだ。死ぬか。


まぁそれはいいとして今回のタイトルに繋げますと、
ネットを見れば当然ながら嫌悪感を催す人がチラホラいらっしゃるんですね。まぁよくある話やろ

ひねりの無い人並みな理由を付けるとすれば
・性的な表現満載だし
・まぁ人気コンテンツには付きものだし
・流行りものが嫌いな人からすれば鼻につくくらいに爆発的な人気だし
とか並べて「仕方ないね」で締めくくってもいいのですが、
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今回はそういう統計みたいな話ではなく、もう少し心理的な部分や
男性にも「この作品わからない」という方がいらっしゃる理由が
自分にはちょっと分かる気がしたので、
紹介がてら、作品の変遷を追いつつ書いてみます。


まず、初期は普通に女の子の絵でした。


村雨っぽいよね
艦これキャラのイラストと混じりつつ。
色々漁ると、ギリギリな表現でほぼ18禁…な作品もありますね。
まぁエッチな本描いてる人だしな。


ただ途中から「なんか変わった」…のです。
突然ではなく、緩やかにです。

何が?おっぱいじゃんおっぱいおっぱい」と思う方も居ると思うので具体的に書きますとおっぱい

キャラクター性やストーリー性が付加されるようになりました。
もともと人気でしたが、そのあたりからはさらに爆発的な人気が出ましたね。

『おっぱいが大きい艦娘女の子のイラスト』

から

『おっぱいの良さを現象やエピソードで伝えるキャラクターコンテンツ』

になったんですね。

たった1枚や1ページにいろいろな情報が記されていて、
色々な事を想像できて、考えさせられる。
イラストにおいてはとても大事なおっぱい部分ですね。

それで、「これがなぜ擬人化になるんだ?」という疑問ですが、


おっぱいの話しか出てこないからですね。


意味わからん。そこら辺のイラストとの違いがわからねぇ

例えば、特徴やモチーフ山盛りで描かれた『魔法使いの女の子を描きました!』とは何が違うの?

まぁそれはですね、魔法使いは職業(架空ですが)なんですね。
職業を擬人化してもその職種で働く人にしかなりませんね。

ですが魔法使い「以外」の要素を極限まで減らしていくと、
最終的には擬人化になるのではないかと思います。

ただしそれは『魔法使いの擬人化』ではなく、
『魔法撃つだけのモブ』か『コイツ魔法だ!魔法がしゃべってる!!』になります。

物、体の部位、概念を人間として描くということに行きつく。


(とある学派によればおっぱいは『概念』らしいですよ)

例えば『艦隊これくしょん』に登場する 『艦娘』 は自分がモチーフとなった艦の特徴や経歴を色々と語るのですが、
たわわ』もそれに近いんですね。

いえ、擬人化は厳密にはモチーフのなりきりではないんです。
擬人化はそれそのものなんですね。
戦艦が女の子になって喋りだしたのが艦娘なんですね。

たわわ』はちょっと違うのでは?と思われるかも知れません。
確かに 主砲 手法は違うんです。

擬人化キャラは分かりやすく名乗ったりなんかしつつ特徴を述べるんですね。

「球磨型軽巡洋艦の3番艦、北上だよー。んあ?そう、大井っちとは親友。
酸素魚雷を打ちまくる重雷装巡洋艦にステップアップできるってさ。
やってみる?」

たわわ』は順番が逆ですね。特徴を述べてあぁおっぱいだな~と感じさせる。

たわわ』に関しては
意図しておっぱいの擬人化のようにしたのではないと思うんですが、
「余計なものをそぎ落としまくってたら擬人化になった」とでも言えばいいんですかね。

まぁおっぱいの擬人化が「アイムおっぱい。ナイストゥーミートゥー」とか言い出したらホラーやギャグですね。
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そういうのも居たかもしれませんが、他所は他所です。


先ほどの『魔法使いの女の子』を擬人化へ寄せるとしたら、

使える魔法の種類を制限して
服装や見た目を分かりやすくして
魔法のことばっかり話す性格にして

え?エクスプロージョンとか撃ちそう?

まぁさらに関係ない情報をそぎ落とし続けたら本当に擬人化じみてきて
最後には人間性が失われたり魔法そのものになってしまうかもしれません。

爆裂魔法のあの子はそこまでは行ってないです。かわいい。そして二期が楽しみ。

まぁ現実の人間でも1つのことしか話さないのは基本的には変なヤツだと言われちゃいますし、
創作物の人間も無関係な日常や雑談があると本物らしさが出てくるものですね。
創作では無意味っぽいシーンに隠れた意味を持たせたりなんかすると評価されるフシがあります。

ですが擬人化はモチーフらしさが魅力なのでらしさ前面に押し出す必要があります。
関係ないことをやればやるほどキャラが薄まってしまうので、
キャラをトコトン濃くして、敷いたレールの上で動いてもらうわけですね。

擬人化の場合は人間離れしたことを喋る羽目になるので、
当然ながら現実の人間とはかけ離れてしまって無機質的になります。

擬人化コンテンツでやっている事は
おにぎり屋のおにぎりが突然オッサンになって店の紹介をし始めるのと何ら変わらないはずなのですが
女性キャラで性的な要素が強いと、まぁ拒否反応が出ることもあるでしょう。
性的で、無機質的というダブルパンチですね。

ここまでは原作の話ですね。
そしてアニメ化された作品について…(未完結な作品を語る時点でアレですが)
 自分にだけ懐いてくれる清純な女の子
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でも魔性小悪魔っぽい雰囲気が原作よりUP…
自分とかわいい女子高生だけの秘密…
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はぁ…おっぱい

ってな感じですね。え?よくわからない?

女性を感じさせる描写が原作よりも強くなりました。

個人的には別にいいんじゃないかと思いますが
女の子コンテンツが苦手な人たちからするとさらにキツい内容になりました

キャラがおっぱいの魅力を胸を体を張って紹介しつつ
アニメ作品としての最低限のつじつまを合わせています。

Twitterで流れてくる1枚絵とはワケが違いますからね。

アニメにするにあたってあたりにも直球すぎると間が持たないしマズいと考えたのかも?

まだアニメは終わっていない作品なのでこれからはわかりませんが。

それと、第2話に出てきた「後輩の女の子」。
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これは若干、擬人化から外れてキャラクター性が出ている気がします。
他愛の無い会話を少ししただけなんですけどね。

「月曜朝の社畜諸兄にたわわをお届けします」というコンセプトのおかげでしょうか?
会社でのエピソードでこれからもああいうやり取りがあるなら、
アイちゃんよりも後輩ちゃんのほうが人間らしく見えるかも。


…えーとつまり、今回の話をまとめると、作品が

『 おっぱいが大きいキャラクターのイラスト 』

だったのが、

『 おっぱい擬人化コンテンツ 』

へと進化しておっぱいの魅力を伝えるパワーがアップしたぜスゴイぜって話と、
艦これいろいろ描いてたし、そういう作家性が育つのは必然だったのかも?

そして
『擬人化にも等しい作風でしかもモチーフがおっぱいだから、性的で無機質で無理だと感じる人が居てもおかしくはない』
という事ですね。おっぱい。

作品に対して、個人的にどうなのかと言えば
原作に関しては既にもういろいろ書いちゃいましたし省略
アニメは、間延びしてしまった感じがあってうーん…
情報量が少ないと退屈に感じるちゃう性分ですね
なんか作業しつつ見るぶんにはいいかな…といった感想です。

『アイちゃん達はおっぱい大好きな統合失調症患者の幻覚だった…
俺たちは現実に戻るんだ…』みたいな終わり方したらヤバいなって

ここら辺も好きですおっぱい。